経産省、中国を初めて第1章に・08年版不公正貿易報告書
経済産業省は8日、主要な貿易相手国の貿易政策に関する問題点を指摘した2008年版「不公正貿易報告書」を発表した。対中貿易の拡大を背景に、中国を初めて第1章で取り扱い、自動車部品の一部に完成車並みの高関税を掛ける措置などの是正を改めて要求。反ダンピング(不当廉売)制度では適切な運用と手続きの透明性向上を求めた。
産業構造審議会(経産相の諮問機関)が同日、まとめた。報告書では世界貿易機関(WTO)協定などの国際ルールと一致するかどうか疑わしい貿易政策・措置として113件を挙げた。
自動車部品をエンジンや車体などで輸入する場合に高関税を掛けている中国に対しては米国、欧州連合(EU)とともに是正を求めていく方針を明確にした。反ダンピング措置や知的財産保護政策の是正・改善も求めたほか、外国通信社による金融情報の配信規制もサービス貿易自由化に反するとした。
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