Tuesday, May 27, 2008

松下電工、省エネ性重視のLED照明器具・消費電力半減

松下電工、省エネ性重視のLED照明器具・消費電力半減

 松下電工は、省エネ性を高めた発光ダイオード(LED)光源の照明器具「エムセーブ高効率型60形LEDダウンライト」を6月1日に発売する。明るさを重視した販売中のシリーズ「エムフォース―H」に比べ、消費電力を55%少ない7.8ワットに抑えた。通路など、あまり明るくしなくてよい場所に向くとみている。

 明るさや光の色合いが異なる8種類をそろえた。最も明るいタイプは、60形白熱灯器具や15形電球形蛍光灯器具と同等の明るさ。消費電力は、エムセーブの方がそれぞれ約46ワット、4ワット小さい。寿命は4万時間で約10年間は交換する必要がないという。価格は2万4675円。2009年度に10万台の販売を目指す。

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照明器具大手、オフィスや工場向けに省エネ照明

 照明器具大手が使用時の消費電力や二酸化炭素(CO2)排出量を削減する省エネ型照明器具を企業向けに相次ぎ投入する。松下電工は高出力ランプ1本で蛍光灯2本分の明るさを出す製品を拡充。東芝ライテックは発光ダイオード(LED)照明を拡販する。官民で温暖化ガス削減の取り組みが広がるなか、企業に省エネ照明への切り替えを促す。

 松下電工が6月から発売する照明器具は、明るさが減る原因となるランプ内の黒ずみを保護塗膜で抑え、1灯あたり従来型の倍の高出力を発揮する。消費電力と二酸化炭素排出量を約20%削減できるという。

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