輸出企業、ドル安対策で通貨分散
輸出企業が円高・ドル安への対策を急いでいる。三菱電機やコマツはそれぞれ取引通貨を米ドルからユーロ、ルーブルに切り替えて為替リスクを分散する。上場企業の2009年3月期は7期ぶりに連結経常減益になる見通しで、円高はその要因の1つ。円高・ドル安への抵抗力を高めて利益を確保する動きが広がりそうだ。
三菱電機はユーロ建て取引を増やす。エアコンなど欧州で事業が拡大しており、現状では取引先がドル建てを希望するケースもある。このため個別に交渉しユーロ建ての取引に順次切り替える。
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