4月の外食売上高、3.8%減・3カ月ぶりマイナス
日本フードサービス協会が26日発表した4月の外食売上高(既存店ベース)は、前年同月に比べ3.8%減少した。前年実績割れは3カ月ぶり。客単価は0.1%増えたが、客数が3.9%減少した。同協会は、前年より休日が1日少なかったのが原因と分析している。
業態別の売上高はファストフードが2.3%減。ファミリーレストランが6.1%減、パブ・居酒屋が2.4%減、喫茶が0.5%増だった。
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4月の貿易黒字、46.3%減の4850億円――原油高で輸入膨らむ
貿易統計の推移(グラフ)
財務省が22日発表した4月の貿易統計速報(通関ベース)によると、貿易黒字は前年同月比46.3%減の4850億円だった。減少は2カ月連続。原油価格が過去最高値に達したことで輸入額が前年同月比11.9%増と大幅に増える一方、輸出額が4.0%増と小幅な伸びにとどまった。米国経済の減速を受け、同国向け輸出は8カ月連続で減少した。
輸出総額は好調なアジア向けがけん引し、6兆8956億円と53カ月連続で増加し、4月としては最高額となった。ただ、伸び率は6カ月連続で1ケタ台が続いている。輸出数量指数は前年同月比9.9%増と輸出額の伸び率(4.0%増)を大幅に上回っており、輸出量は好調だが、円高などの影響で金額の伸びは小幅にとどまった。
地域別では、米国向け輸出が前年同月に比べ9.1%減の1兆2176億円だった。欧州向けは1.3%増の1兆163億円。二輪自動車がオランダ向けで不調だったが、自動車や船舶の伸びで補った。
アジア向け輸出は7.2%増の3兆4421億円。マレーシア向け船舶や自動車の輸出が好調だった。うち中国向け輸出は自動車や関連部品が伸びたことで前年同月比14.1%増の1兆1011億円だった。
輸入総額は6兆4106億円と7カ月連続で増加。中国からの食料品の輸入は26.7%減と落ち込みが続いている。
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