デジタル機器の補償金で対立・文化庁、著作権小委を延期
文化庁は27日、29日に開く予定だった文化審議会著作権分科会の小委員会の開催を取りやめることを決めた。私的な録画・録音に対する著作権料(補償金)をハードディスク内蔵録画機器などのデジタル機器に上乗せするかどうかを巡り、賛成する著作権者側と反対するメーカー側の対立が解けず、開いても議論をまとめられないと判断した。
補償金を巡る両者の対立は、地上デジタル放送の番組のコピー回数制限を10回に増やす「ダビング10(テン)」に飛び火しており、6月2日に始まる予定だったダビング10は開始時期のメドが立っていない。ただ関係者の間では「五輪商戦に向けて折り合うべきだ」との声も出ており、今後も調整が続きそうだ。
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