刑務所の放水死事件 弁護側「実験結果はねつ造」主張
2008年05月07日12時56分
名古屋刑務所で01年12月、男性受刑者(当時43)が刑務官から下半身に消防用ホースで放水され、死亡したとされる事件の控訴審の公判で、弁護側は7日、検察側の実験結果に捏造(ねつぞう)があるとして「違法収集証拠」を排除するよう名古屋高裁に請求した。
この日は、それぞれ特別公務員暴行陵虐致死、同幇助(ほうじょ)の罪に問われ、一審・名古屋地裁で有罪判決を受けた、いずれも当時の副看守長乙丸幹夫(51)、看守部長高見昌洋(48)両被告の弁護側が法廷で意見陳述をした。
陳述によると、豚の肛門(こうもん)に放水して傷ができたとする名古屋地検の実験結果について、写真の水しぶきの大きさなどから、設定した水圧が実際の1平方センチ当たり0.6キログラムをはるかに上回ると主張。実験を録画した映像にも、検察側が「圧力上げろ」と指示している場面があるとして、「恣意的(しいてき)な捜査だ」と指摘した。
Wednesday, May 7, 2008
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