Monday, May 5, 2008

アジア債券市場、保証機構創設へ・日中韓ASEAN

アジア債券市場、保証機構創設へ・日中韓ASEAN

 【マドリード=遠西俊洋】東南アジア諸国連合(ASEAN)、日中韓政府は4日、アジア債券市場の拡大に向けた保証機構をつくることで合意した。アジア開発銀行(ADB)に2010年をメドに5億―10億ドル(約500億―1000億円)の基金を設ける。アジア企業の格付けが改善することを期待している。

 保証機構はASEANプラス3で作成したアジア債券市場の育成計画を踏まえて創設する。国ごとの出資金額は今後詰める。主にアジア企業が現地通貨建てで発行するアジア債券市場は発行残高が現在4兆ドル。為替が変動しても債務の返済負担に影響が及ばないのが利点だが、先進国からの投資拡大にはアジア企業の信用力向上が課題の1つになっている。

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通貨融通800億ドルで合意・ASEANプラス3財務相会合

 【マドリード=御調昌邦】日中韓と東南アジア諸国連合(ASEAN)は4日にスペインのマドリードで開いた財務相会合で、通貨危機の際に複数の国の間で外貨を融通しあう「通貨スワップ協定」を800億ドル(8兆円強)以上とすることで合意した。2国間で外貨を融通し合う今の仕組みを改めるとともに、融通する資金の規模を現在の実質580億ドルから大幅に拡大する。

 資金の融通枠の8割を日中韓が拠出し、残りをASEANが出すことを決定。資金供給の発動条件や経済情勢などの相互監視(サーベイランス)の仕組みも議論した。

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