東証、証券会社に新考査・上場申請企業の審査、適切化促す
東京証券取引所は今年度から、証券会社が新規株式公開(IPO)企業の適格性をきちんと審査しているかを調べる新たな考査を始める。営業部門の意向に左右されずに審査しているかなどを検証。問題があれば審査体制の見直しや、上場審査のやり直しなどを求める。最近のIPO企業の中には上場直後に経営悪化が表面化する例があり、背景に収益増を重視した一部の証券会社の審査の甘さが指摘されていた。
東証は年間40社程度の証券会社を対象に、顧客からの注文処理体制や内部管理体制などを調べる通常の考査を実施している。上場審査の検証は、こうした通常考査とは異なる特別考査として今年度から導入する。
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