棒鋼と厚板、34年ぶり高値・鋼材4品、1トン10万円台に
世界的な資源高を受けて鋼材価格が急ピッチで上昇している。建設用の棒鋼、機械などに使う熱延厚板の流通価格が28日、それぞれ1トン10万円台に乗せた。いずれも第1次石油危機直後の1973年末以来、34年半ぶりの水準。先行して値上がりしたH形鋼と冷延薄板を加え主要4品目が初めてそろって10万円台となった。住宅着工や公共事業が低迷する建設業界に打撃となりそうだ。
鉄筋用棒鋼の取引価格は東京で前週比4%高い1トン10万円中心、大阪でも8%高い10万4000円中心となった。熱延厚板は東京で3%上昇し10万1500円中心となった。
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