日本郵政と日通の宅配便統合、最終契約が8月に延期
日本郵政グループと日本通運は25日、4月中に予定していた宅配便事業統合の最終契約が8月にずれ込むと発表した。6月に統合準備会社「JPエクスプレス」を設立し、2009年4月の事業統合を目指す。日本郵政は「作業が多岐にわたり、交渉に時間がかかっている」と説明している。
当初は4月中に契約を結び、10月に新会社を設立して事業統合する予定だった。物流システムをどんな手順で統合し、合理化につなげていくかなどを巡り、交渉が長引いている。「ゆうパック」と「ペリカン便」のブランド統合も、来年4月までに間に合わない可能性が高いという。
統合準備会社は日本郵政グループの郵便事業会社と日通の折半出資になる。ただ事業統合までには、増資などで郵便事業会社が過半数の株式を得るようにする。代表者や役員構成はまだ決まっていない。
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