Wednesday, April 30, 2008

敷島製パン、「超熟ロール」の少量パック・少人数世帯向けで

敷島製パン、「超熟ロール」の少量パック・少人数世帯向けで

 敷島製パンは主力商品のロールパン「超熟ロール」で、新たに3個入りの少量パックを5月1日に発売する。少量パックで1人暮らしの人や、家族の好みに合わせて買い分ける主婦などの需要を取り込む。

 価格はオープンだが、店頭想定は90円。同社は5月中旬に従来製品を現在の7個入りから6個入りへの変更を予定しており、3個入りはその半額に設定した。関東、中部、関西地方のスーパーやコンビニエンスストアなどで扱う。年間1億2000万円の販売を目指す。

 民間の調査会社によると同商品はロールパン市場のトップブランド。

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京王にミシュラン効果、高尾山口駅利用110万人・07年度

 高尾山(東京都八王子市)の玄関口となる京王電鉄・高尾山口駅の利用者数がこの1年間で12万人増え、2007年度は110万人に達した。フランスの有名観光ガイド「ミシュラン」が昨年、高尾山を最高位の三つ星に指定、「ミシュラン効果」の恩恵にあずかった。今後、京王電鉄は新宿にある京王プラザホテルなどグループ企業と連携して外国人の誘致などを進める考えだ。

 07年度の高尾山口駅の利用客(始発から午後4時まで)は、前年度比12%増の約110万人。特にゴールデンウイーク期間中は06年が約8万8000人だったが、07年には同9万6000人に増えた。「特に外国人や健康ブームを反映してシニア世代が増えた」(京王電鉄)という。

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ガソリン代替のバイオエタノール、ホンダが植物廃材で量産

 ホンダと独立行政法人の地球環境産業技術研究機構(RITE)はガソリン代替燃料のバイオエタノールを低コストで量産できる技術を開発した。稲わらなどの植物廃材を原料に、1リットル当たりの生産コストを国際競争力のある30円程度に抑えられる。原油価格の高騰でトウモロコシなどを使うバイオ燃料の需要が拡大し、食糧価格を押し上げている。省資源と温暖化ガス削減につながる技術として2010年をメドに実用化を目指す。

 ホンダの全額出資子会社である本田技術研究所(埼玉県和光市)とRITEが開発した生産技術は、雑草や稲わらの繊維質をすべて1回の処理でエタノールに変えることができる。繊維質の種類ごとに処理する従来方式に比べ生産効率が上がり、稲わら1キログラムから約400ミリリットルのエタノールが作れる。

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トヨタ、大同特殊鋼に出資・株2%取得、取引を本格化

 トヨタ自動車は特殊鋼大手の大同特殊鋼に約2%出資した。大同の要請を受け、昨秋から市場を通じて株式を段階的に取得したもようだ。取得金額は70億円程度とみられる。トヨタは変速機などに使う特殊鋼をグループ会社などから調達してきたが、大同とも関係を深めて取引を本格化し、世界生産の拡大に対応する。

 大同には今年3月末時点で新日本製鉄が10.2%、ホンダが3%、ニッパツが2.9%出資しており、トヨタは金融機関や機関投資家を除くと上位5位に入る大株主になったとみられる。

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