Monday, April 28, 2008

科学技術振興へ「緊急枠」・09年度予算で政府方針

科学技術振興へ「緊急枠」・09年度予算で政府方針

 政府は世界での競争が激しい最先端の科学技術の研究を後押しするため、予算を重点的に配分する「緊急枠」を設ける。総合科学技術会議が有望な研究を選び、補助金を配分する。6月にまとめる経済財政運営の基本方針(骨太の方針)に盛り込み、2009年度予算から始める方針だ。

 最先端の研究は特許の取得を目指し、成果の実現が一刻を争うことが多い。新型万能細胞(iPS細胞)を巡る応用研究など国際的な競い合いも多く、政府による研究開発の支援が課題となっている。

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