Thursday, April 10, 2008

後期高齢者に保険証が届かない! 不在・勘違い廃棄も

後期高齢者に保険証が届かない! 不在・勘違い廃棄も

2008年04月10日14時18分

 4月から始まった75歳以上の全員が対象の後期高齢者医療制度(通称・長寿医療制度)で、新たに送られた保険証が本人に届かないトラブルが相次いでいるとして、厚生労働省は9日、運営する都道府県単位の広域連合に対し、確実に送り届けるよう通知を出した。同省は急きょ、届いていない件数の調査に乗り出したが、後手後手の対応に追われている。

 同省によると、各自治体が保険証の発送を始めた3月中旬以降、転居や本人不在で戻ってきたり、誤ってそのまま捨てられてしまったりしたケースの報告が相次いだ。同省が郵送方法を指定しなかったため、自治体によって普通郵便で送り、高齢者がダイレクトメールと勘違いして捨ててしまった事案もあったという。

 通知では、誤って捨ててしまった人には再交付を、不在などで届かなかった人には電話や自治会などを通じて所在を確認して交付するよう具体的な対応方法を示し、確実に届けるよう要請している。

 ただ、ある広域連合の担当者は「件数が多すぎて電話での所在確認は事実上、困難だ。実態を分かっていない」とあきれていた。

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