韓国、AHFに罰金支払い・ハンドボール五輪予選やり直し
【ソウル2日共同】アジア・ハンドボール連盟(AHF)が異例のやり直しとなった北京五輪アジア予選に参加した日本と韓国に対し、罰金1000ドル(約10万円)の処分を科した問題で、韓国ハンドボール協会は2日、支払いに応じる意向を明らかにした。聯合ニュースが伝えた。
韓国は男子が1月のやり直し予選で五輪出場権を獲得し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)がやり直し予選を無効とした女子も世界最終予選で出場権を獲得。鄭亨均副会長は「男女とも出場権を得た。(AHFと)悪い関係を続ける必要性を感じない」と述べ、これまでの支払い拒否の姿勢から一転し、罰金が倍額となる5日の期限までに支払うとした。一方で、AHFを東西に分離する計画については、白紙に戻す考えはないと強調した。
これに対し、日本ハンドボール協会の市原則之副会長は「一度支払った上で抗議を続ける選択肢もあるが、筋を通さなくてはいけない」と話し、3日に協会幹部で協議する考えを示した。
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AHFから罰金支払いの督促状=日本はIHFに協力要請-ハンドボール
【ブカレスト30日時事】日本ハンドボール協会の蒲生晴明強化本部長は30日、1月に異例のやり直しとなった北京五輪アジア予選に出場した日本と韓国に対し、アジア連盟(AHF)が処分として科した罰金1000ドル(約10万円)の支払期限を4月5日とする督促状を通知してきたことを明らかにした。
督促状によると、支払期限を守らなかった場合、罰金は2000ドルに倍額となり、延滞した場合はAHF主催大会への出場停止処分の可能性があるという。
この問題で、同強化本部長は、国際連盟(IHF)に協力を要請したとし、「日本と韓国はIHFの指示に従って再予選を行った。また、もともと日本と韓国は再予選を要求したのではなく、公正なプレーを求めた結果、再試合が決まった」とAHFに不満を示した。
20日にスポーツ仲裁裁判所(CAS)が1月の再予選を男子は有効、女子は無効と裁定したことを受け、AHFが改めて罰金の支払いを求めてきたものとみられる。
Wednesday, April 2, 2008
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