Thursday, April 24, 2008

自動車向けポリプロピレン、海外生産2年で3割増に・三井化学

自動車向けポリプロピレン、海外生産2年で3割増に・三井化学

 三井化学と子会社のプライムポリマーは24日、自動車向けポリプロピレンの海外生産を拡大すると発表した。約50億円を投じて北米、タイ、中国にある5 工場すべてで生産能力を引き上げ、2009年末までに07年末比24%増の年37万5000トンにする。09年4月稼働に向けインドに建設中の工場と合わせると海外生産能力は2年で3割増となる。

 日系自動車メーカーが海外生産を拡大していることに対応する。各地域での年産能力は、北米が15%増の22万トン、タイが31%増の11万3000トン、中国が75%増の4万2000トンとなる。インドの工場は1万5000トンを予定しており、外部委託を除いた海外での年産能力は09年末に39万トンになる。

 ポリプロピレンは自動車向けではバンパーや内装部品に使われている。

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マルエツなど販売中止、西友は調達見合わせ・米工場の牛肉

 BSE(牛海綿状脳症)に関係するとされる危険部位を含む米国産牛肉が輸入された問題で、大手スーパーや食品メーカーは24日、販売中止や検査強化などの対応に追われた。

 ダイエーやマルエツ、イズミヤはナショナルビーフ社のカリフォルニア工場から調達した米国産牛肉の販売を中止した。マルエツは米国産牛肉の扱いのすべて、ダイエーでは9割以上が同工場からの商品だった。イズミヤは焼き肉用肩ロースなど2品目が対象。

 一方、西友は同工場から出荷された米国産牛肉を、北海道、関西・中京地区にある60店で扱っていると発表。「米国産牛肉の全量について厳格な安全性検査を実施済み」として販売を続けるが、当面は同工場からの商品調達は見合わせる。

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