「消費税10%」明記へ・経団連提言
日本経団連は23日、今夏にもまとめる税制改革に関する提言に「消費税率の5%引き上げ」を明記することで検討に入った。基礎年金の財源を税金でまかなうには消費税の増税は不可避との判断だ。御手洗冨士夫会長はこれまでも「2015年度までに消費税率を10%にすべきだ」と発言していたが、団体として明文化するのは初めて。
消費税率の引き上げを検討するのは、年金の全額税方式を経団連として推進していくため。増税シナリオを明確にすることで税方式の実現制を高める狙いがある。増税とあわせて子育て世代への所得減税も提言。支出が必要な若手世代の消費を促し、内需の拡大につなげる。
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