三菱化学、中国で高機能樹脂生産・中国石油化工と合弁
三菱化学は8日、三菱エンジニアリングプラスチックス(MEP、東京・中央)と中国石油化工(シノペック)の3社で、北京に合弁会社を設立すると発表した。約3億ドルを投じ、2010年春までにポリカーボネート樹脂とビスフェノールAの製造設備を完成させる。経済成長で需要が膨らむ中国で高機能樹脂の製造・販売を手掛ける。
ポリカーボネート樹脂は光ディスクや自動車部品、建材などに使われる。またビスフェノールAは、主に湿気や温度変化などから半導体を保護する封止材やポリカーボネート樹脂の原料となる。年間の生産能力はビスフェノールAが15万トン、ポリカーボネート樹脂が6万トンを予定している。出資比率は、三菱化学とMEPが出資して設立した企業が50%、シノペックが50%。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment