電気化学工業、酢酸ビニルモノマーなど値上げへ
電気化学工業は15日、接着剤などに使う酢酸ビニルモノマーと紙の表面処理などに用いるポリビニルアルコールを約6―7%値上げすると発表した。ナフサの高騰で原料であるエチレンの価格が上昇したため。両製品はここ1年ほどの間に値上げ表明を繰り返しており、直近では1月に値上げしたばかり。
酢酸ビニルモノマーは、21日出荷分から1キログラムあたり10円上げる。ポリビニルアルコールは6月1日出荷分からで、値上げ幅は同30円。
ほかに電池や電線ケーブルに使われるカーボンブラックの一種、アセチレンブラックの価格も6月1日出荷分から7―8%引き上げる。原料の石炭が高騰しているためで、値上げ幅は1キロにつき55円。アセチレンブラックの値上げは2005年4月以来。
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日新製鋼、設備投資を37%増の437億円に・09年3月期
日新製鋼は15日、2009年3月期の単独の設備投資を437億円と前期に比べ37.4%増やすと発表した。呉製鉄所(広島県)の老朽化した熱間圧延設備を55億円かけて更新するほか、周南製鋼所(山口県)の製鋼能力と鉄鋼半製品(スラブ)の生産能力を計42億円かけて増強する。景気減速感が鮮明になっているが、「自動車や住宅メーカーの需要は堅調で、工場稼働に影響は出ていない」(同社)としている。
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新日鉄とトヨタ、自動車鋼板3割前後の値上げ合意へ
新日本製鉄とトヨタ自動車が自動車用鋼板を3割前後値上げすることで合意する見通しとなった。上げ幅は鋼板1トンあたり2万―2万5000円で過去最大になる。26年ぶりに過去最高値を更新し、1トンあたり10万円強になる。値上げは2年連続。他の自動車大手や造船、電機など主要産業も値上げを受け入れ、自動車価格など最終製品値上げへの波及が本格化する公算だ。
新日鉄など鉄鋼大手は鉄鉱石など原料の価格の急騰を受け、トヨタなどに対し4割弱(1トンあたり3万円)の鋼板値上げを要請していた。自動車用鋼板の価格が10万円を超えるのは初めて。エンジン周辺などの部品に使う特殊鋼も同程度値上げする。値上げ幅は過去最大。来週にも最終合意する。
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化粧品や日用品大手、店頭の売り場作り支援
日用品・化粧品大手がドラッグストアなど小売りチェーン店頭の売り場作りを支援する体制を拡充する。花王などは店を回って商品陳列を調節する人員を増やし、資生堂、コーセーは提案力を向上させる。雇用環境改善を背景に小売りチェーンの人手不足感が高まっていることを受け、小売り側と一体で店頭営業を積極化。消費者の節約ムードの広がりに備えて、自社商品の販売をテコ入れする。
花王は4月、日用品の売り場を専門に回る販売子会社の社員を従来比約1割増の900人に増やした。アース製薬は店頭支援担当の契約社員を09年度に07 年度比5割増の300人とし、月に1回は訪問する店舗数を現在の約3000店から1万店に増やす。エステーも今春、契約社員を昨年度比2割増の50人にした。
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