Friday, May 2, 2008

大五通商、養殖ウナギのエサ原料に・ツナ缶製造余るマグロ部位

大五通商、養殖ウナギのエサ原料に・ツナ缶製造余るマグロ部位

 ウナギの養殖・加工などを手掛ける大五通商(静岡市、瓦谷仁社長)は、ツナ缶の製造で余るマグロの頭部などを原料にした養殖ウナギ用のエサを開発した。マグロに含まれる成分でウナギの味や食感を高めるほか、アジやイワシなど魚価の高騰でかさむエサ代を抑える狙い。養殖したウナギを自社ブランドとして販売するほか、エサも他の養殖業者に販売する。

 新たに開発したエサはマグロの頭部や骨のまわりについた身など、ツナ缶の製造に使われない部位を砕いて固め、他の原料と混ぜて作る。エサは主に出荷3カ月ほど前からウナギに与える。

 大五通商によると従来のウナギ養殖では、輸入したアジやイワシをすりつぶしたものをエサとして使っていた。ただ欧州などで魚肉の需要が高まっているため、調達価格が10年で2割ほど上がっているという。これまで肥料などとして使われていたマグロの頭部などをエサとして有効活用すればエサ代を従来より1割ほど削減できる。静岡はツナ缶製造会社が多く、原料となるマグロを調達しやすい。

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