ガソリンいきなり23円高 レギュラー平均153円
2008年5月2日 17時45分
石油情報センターが2日発表したガソリン価格の臨時調査によると、ガソリン税の暫定税率が復活した1日時点のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は1リットル当たり153円40銭と、4月28日に比べ22円80銭上昇した。
石油元売り各社が1日出荷分から卸価格を30円前後引き上げたため、店頭での小売価格をいきなり大幅に上げるガソリンスタンドが多かったためだ。ただ地域による差も大きく、最も大幅に上がった東北と、上昇額が小さかった九州・沖縄では、値上げ幅の差は12円30銭に達した。
石油情報センターは「1日は様子見だった店もある」としており、値上げが浸透すれば160円を超える見通しだ。
各地のスタンドでは、4月末の駆け込み需要で、暫定税率が上乗せされていない在庫が早くなくなったほか、4月初めに赤字覚悟で値下げしたことによる損失を埋めるため、早めの値上げに踏み切ったとみられる。
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相次ぐ値上げ家計悲鳴
ガソリン税などの暫定税率の復活で、県内では1日から早速1リットルあたり30円前後の値上げに踏み切るガソリンスタンドが相次いだ。一方、大手メーカーは同日から、バターや小麦粉など、食卓に欠かせない商品を値上げした。今後も原油・原材料価格の高騰は続きそうで、家計の負担は重くなるばかりだ。
■160円突破も
県内のスタンドでは、暫定税率分の約25円に加え、原油高騰分を上乗せした店がほとんどだった。
大田原市郊外のスタンドでは1日朝から、レギュラーの価格を前日より30円高い161円にした。同店従業員(38)は「値上げはやむを得ない。周辺の店もだいたい同じような値段だと思う」と話した。
宇都宮、小山両市内の国道沿いなどの「ガソリン安売り激戦区」のスタンドも、軒並み30円前後値上げして150円台に。
小山市内の24時間営業のセルフ式スタンドは、税率が高いガソリンを仕入れた午前5時ごろから、153円に引き上げた。客の数は通常の6割程度。店長(36)は「前日の大混雑を考えると一安心。もう混乱は勘弁してほしい」とため息をついた。
宇都宮市若松原の「シンエネコーポレーション宇都宮SS」も、同じころ、150円に値上げした。
利用者からは不満の声が相次いだ。宇都宮市の男性会社員(36)は「30円も値上げされると車のユーザーとしてはかなり痛い」と話し、真岡市の女性会社員(40)も「大型連休中の値上げは、国民のことを考えていない」と訴えていた。
■食料品
「少しでも遅らせたいが、値上げは避けられない」――。
宇都宮市のスーパー「たいらや」今泉新町店の手塚悦男店長(57)は、相次ぐメーカーの値上げに表情を曇らせた。
飼料高の影響を受け、雪印乳業など大手メーカーは1日から、バターやチーズの希望小売価格を引き上げた。店頭価格に反映されるのは在庫が切れた後だが、いずれ家計にはね返るのは避けられない。
買い物に来ていた同市峰の主婦(36)は、「子供はみんなチーズが好きなので大変。あらゆる物が値上げされ、真綿で首を絞められているようだ」と訴えた。同市横山の主婦(48)は「いずれ値上げにも慣れてくるのでは」と、あきらめ顔だ。
バターは、原料の生乳不足が原因で、多くのスーパーが品薄状態になっている。同市のスーパー「かましん」の担当者は、「品不足でご迷惑をかける上に値上げが重なり、消費者には申し訳ない」と心苦しい様子だった。
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