金属の国際価格上昇、亜鉛の製錬所「操業停止」で・四川大地震
四川大地震の影響で、中国を産地とする金属の国際価格が上昇している。13日のロンドン金属取引所(LME)では、自動車用鋼板に使う亜鉛の価格(3カ月先物)が前日比142ドル(6.5%)高の1トン2320ドルと急騰した。四川省や周辺には亜鉛鉱石から亜鉛をつくる製錬所が複数ある。地震後に操業を停止したという情報を受け、供給不安が高まった。被害状況は明らかでないが、操業を停止した製錬所の合計生産能力は世界の3―4%を占め、価格上昇圧力が高まっている。
レアメタル(希少金属)の一種であるマンガンの価格も上がり始めた。マンガンは鉄鋼や電池の原材料に使われ、四川省が有力産地。製錬所の被害情報は今のところないが、輸送に支障が出るとの懸念から「欧米の金属商社が価格引き上げに動き始めた」(大手商社)。同じく鉄鋼原料になるバナジウムも四川省が世界生産の1割前後を担うとみられ、安定供給への懸念が出ている。
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