水害防ぐ巨大回廊、全長4.5キロ・環7地下に調節池
環状7号線の地下に巨大な回廊――。神田川水系の洪水を防ぐ東京都の大規模施設が完成し14日、報道陣に公開された。豪雨の際に雨水を地下トンネルに流し込み、水害から流域周辺を守る。トンネルは中野区と杉並区にわたる全長4.5キロメートルで、最大54万立方メートルの水を蓄えられる。
完成した施設は「神田川・環状7号線地下調節池」。神田川の支川の妙正寺川から水を取り込む施設をもって、全体が完成した。総事業費は1010億円。直径12.5メートルのトンネルを地下50メートルの深度に掘った。河川の護岸工事が進めば、1時間に50ミリメートルの雨にも耐えられるという。
神田川水系の周辺は都市化で土の地面が減り、雨が地表に吸い込まれにくく頻繁に氾らんしていた。1993年8月の台風11号では 4706棟の家屋が浸水した。97年に神田川から水を取り込む第1期工事が完了して以降は洪水が減少。都は妙正寺川からの取水ができるようになったことで、一層の水害抑制ができると期待している。
Thursday, May 15, 2008
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