Thursday, May 15, 2008

亀田vs協栄、消えぬ対立…1億円銭闘の“深層”

亀田vs協栄、消えぬ対立…1億円銭闘の“深層”
解決してればジム残留してた?!

 契約解除を巡る協栄ジムと亀田家のドタバタ劇はまだ続く。亀田興毅(21)、大毅(19)兄弟は「総額約1億円のファイトマネーを受け取っていない」と15日付の複数のスポーツ紙が報じた。発信源は亀田兄弟の東京葛飾後援会・斉藤勝治会長(64)。斉藤会長は15日朝、改めて「金銭的問題が解決していれば、兄弟は協栄ジムに残ったはず」と話したが、協栄側の言い分は、もちろん違う。

 斉藤会長は昨年暮れ、父親の亀田史郎氏(42)から「ファイトマネー約1億円が協栄ジムから未払いだ」と打ち明けられたといい、「兄弟がジムを出るというのだから、金銭問題は残っているのだろう。協栄ジムが金を払わないで亀田を追い出すシナリオを書いたんでしょう。亀田家ばかりが悪くいわれるが、協栄にも責任がある」と話し、民事、刑事での訴訟にも言及した。

 これに対し協栄ジムの金平桂一郎会長は「斉藤さんという方は当事者ではない。亀田側ではなく第三者が何を言っても、私はコメントをする立場にはない」と話し、9日に成立した亀田側との契約解除にまつわる合意内容について、「金銭問題が含まれているかも含め、守秘義務があるので何も話せません。ただ、亀田側も今回の話について、同様に『何も言えない』としていますよね。私は、それがすべてだと思っています」と“解決済み”を示唆した。

 代わって協栄ジムの内部事情を良く知る関係者が背景を説明し、「確かに未払いはあったが、それは亀田側に契約に反する行為があったからですよ」と反論した。

 この関係者によれば、亀田家と協栄ジムの間に最初の大きな亀裂が入ったのは、WBA世界ライトフライ級王者となった興毅が初防衛戦後、「ジムとの合意がないまま」ベルトを放棄したことだったという。タイトルを保持していれば、協栄側はその後の防衛戦で数億円の興行が見込めた。

 さらに亀田側は勝手に独立を画策したとして協栄側は信用をなくし、世界戦での大毅の反則連発、興毅の一方的な試合キャンセル、日本ボクシングコミッション(JBC)の処分後も続いた背信行為などで「ジムの損害は拡大していた」という。そうした損害についても昨年末から双方が弁護士を立てて折衝を繰り返していた。そうした流れのなかでファイトマネーは凍結されていた-というのだ。

 協栄、亀田兄弟の契約解除は、こうした金銭問題の解決が合意事項が含まれていなければ成立していなかったはずだ。「ギャラの未払い」を訴えた斉藤会長自身、「最近は史郎氏と話をしていないので、契約解除の合意書の中身については知らない」と話している。いっそ、法廷闘争に持ち込んでくれれば、銭闘の中身を白日の下にさらすことができる。

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