丸善への出資比率、40%に引き上げ・大日本印刷
書籍販売大手の丸善は15日、大日本印刷を引受先とする第三者割当増資を5月をめどに実施することを決めた。大日本の丸善への出資比率は議決権ベースで約25%から40%前後に上昇する見通し。丸善は取締役も受け入れ、関係を強化する。大日本のICタグ技術などを活用する体制を整え、大学・研究機関向け事業の拡大を目指す。
25日の株主総会で大日本出身の3人を取締役として迎え入れる。大日本と昨夏に資本業務提携した丸善は現在、大日本の持ち分法適用関連会社だが、今回の増資で連結子会社となる公算が大きい。
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三菱電機、照明器具700品目を2―30%値上げ・7月受注分から
三菱電機は15日、照明器具約700品目を7月1日受注分から、2―30%程度値上げすると発表した。枠や反射板に使う鉄鋼やニッケルなど、金属の価格が高騰しているため、価格を見直す。
施設用では、非常口などに使う「誘導灯・非常用照明器具」450品目を約2―30%値上げするほか、「ステンレス製照明器具」100品目の価格を約10―30%上げるなどする。住宅用では洋風の照明器具など20品目を約3―6%値上げする。
水回りに用いる、防湿性の高い「ステンレス製器具 非常灯タイプ」は15万9000円から19万1000円になるという。
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クラレ、液状ゴムなど5-7%値上げ・原油高を転嫁
クラレは15日、接着剤や潤滑油の添加剤として使われる液状ゴム、玩具や雑貨の材料になるトランスポリイソプレンゴムなど4種類のゴムや樹脂を5―7%値上げすると発表した。6月1日出荷分からで、1キログラムあたり50―70円値上げする。ボイラー用の重油や基礎原料のナフサが高騰しているためで、1 月に続いての値上げとなる。
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旭化成子会社、中国で工場廃水のリサイクル事業
旭化成の化学事業会社、旭化成ケミカルズ(東京・千代田)は15日、工場廃水をリサイクルするろ過膜と設備の設計や保守など、一連のサービスを中国・蘇州にあるソニー子会社の工場から受注したと発表した。受注額は公表していない。2009年1月末に稼働し、1日約1700トンの廃水を工場用水として再利用できる。
旭化成ケミカルズはこれまでろ過膜だけを販売してきた。今回は初めて、相手先の工場に設けた廃水処理のプラントを所有したまま稼働させ、処理のサービス料を受け取る形で事業化した。
新興国では水不足が深刻化し、当局による規制も強まる傾向にある。同社は工場廃水の再利用の需要が増えるとみており、中国やタイなどで日系企業からの受注を目指す。
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新日鉄とJFE、今期2ケタ減益・経常利益見通し
原燃料高が鉄鋼大手の業績を圧迫する。新日本製鉄とJFEホールディングスの2009年3月期は連結経常利益がそろって2ケタ減益になる公算が大きい。新日鉄は前期推定(5600億円)を1割強下回る5000億円弱、JFEも4500億円前後と前期推定(5000億円)を10%下回る見通し。利益規模の大きい鉄鋼大手の減益で、上場企業全体の今期経常利益が7期ぶりの減益となる可能性が高まってきた。
鉄鉱石や鉄鋼原料用石炭(原料炭)の大幅な価格上昇が響く。今期は鉄鉱石の調達価格が前期比65%上昇し、原料炭は3倍強に跳ね上がる。マンガンなどの副原料や原油、鉄スクラップ、船舶運賃を含む総コストの増加額は新日鉄、JFEとも各1兆円弱に達する見込み。鉄鋼業界全体では3兆円強、鋼材1トンあたりに換算すると約2万5000円の負担増になる。
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高層ビルを1階から解体、鹿島が新工法・粉じん飛散3割減
鹿島は高層ビルを「だるま落とし」のように下から順に解体する新工法を開発した。通常、ビルは上から取り壊すが、低層階で柱を切断しながら、外装やはり、床などを地面近くで解体する。粉じんの飛散を約3割減らせる見込みのほか、廃材の分別収集が容易なのが特徴で、ビルを下から解体する工法は世界初という。コストは従来工法と同程度だが、環境に優しい工法として積極的に採用する方針だ。
今後、国内では高度経済成長期以降に建てられた高層ビルが徐々に解体時期を迎える。周辺環境に配慮した解体技術の開発競争が活発になりそうだ。
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