旭化成、11―15年度に8000億円設備投資・半導体などに配分
旭化成は4日、2011―15年度の5年間に約8000億円の設備投資を計画していると発表した。半導体や液晶パネルなどの電子材料・部品や医療関連機器、水処理膜などの成長分野に重点配分する方針。現中計期間(06―10年度)と同水準の積極投資で収益拡大を目指す。
蛭田史郎社長が事業説明会で表明した。06―10年度の年平均の投資額は、05年度までの3年間の平均に比べてほぼ2倍に増やす計画を立てている。11 年度以降も成長分野については、国内や海外で設備を増強する。すでに中東に高機能の合成樹脂・繊維原料の生産拠点を設立する計画を進めている。
15年度の経営目標に関しては、連結売上高を07年度見込み比で約17%増の2兆円以上、営業利益を同54%増の2000億円以上を目指すとした。電子材料や医療機器などの成長事業をけん引役と位置づけている。
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