Wednesday, May 14, 2008

イラン大統領、6カ国提示の見返り案拒否 核問題

イラン大統領、6カ国提示の見返り案拒否 核問題

2008年05月14日01時47分

 【テヘラン=吉武祐】国連安保理の制裁決議に反して核開発を続けるイランに対し、安保理常任理事国とドイツの6カ国が示していたウラン濃縮を停止した場合の新たな見返り案について、イランのアフマディネジャド大統領は13日、「見返り(という考え方)には反対だ」と述べ、拒否する考えを明言した。

 大統領は記者会見で、ウラン濃縮は「国としての正当な権利だ」と述べ、濃縮の停止を前提とした交渉に応じない考えを強調。一方で、「近いうちに世界の指導者に向けて包括的な提案を行う」と述べ、核問題を含む諸問題解決のための対話をイラン側から西側諸国に求めるとした。

 大統領は3月、国連安保理がイランに対する3度目の制裁を決議した直後に、欧州連合(EU)を窓口に続けてきた6カ国との交渉の打ち切りを宣言。6カ国は今月2日、軽水炉建設への技術協力などを柱とする06年提案の見返り案を改訂して示すことで合意していた。その詳細は明らかにされていない。

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