石原産業:ホスゲンごく微量、大気に排出か 三重
大手化学メーカー「石原産業」の四日市工場(三重県四日市市)が、猛毒ガス「ホスゲン」を無届けで製造していた問題で、製造設備から、ごく微量のホスゲンや生成過程のガスが大気に排出されていた可能性のあることが分かった。
三重県によると、排出されたガスなどは、国より厳しい県の排出基準以下に処理され、人体への影響はないという。
同社は05年2月~06年10月、約170トンのホスゲンを製造した。製造施設を設置する場合、大気汚染防止法などに基づく県などへの届けが必要だが、同社は届けていなかった。県によると、製造の過程でガスの排出量をゼロにすることは不可能という。県環境森林部は「無届けは法に違反する。国などと相談し、行政処分できるかどうか検討したい」と説明している。
Sunday, May 18, 2008
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