新生銀行が会長交代 八城氏、異例の復帰
2008.5.14 19:25
新生銀行・八城政基氏新生銀行・八城政基氏
新生銀行は14日、八城政基シニア・アドバイザー(79)が会長に就く人事を発表した。杉山淳二会長(62)は退任する。6月25日の株主総会後に正式に決める。八城氏は平成18年6月に会長を退いていた。大手行で経営トップが復帰するのは異例。新生銀は系列ノンバンクの大手信販のアプラスや消費者金融のシンキが、貸金業の規制強化で業績が低迷しており、八城氏の会長復帰で経営改善を急ぐ。
八城氏は平成12年3月に日本長期信用銀行(現新生銀)の会長兼社長に就任。東京証券取引所第1部に再上場も果たすなど再建に貢献したが、17年に代表権のない会長となった後、18年6月にシニア・アドバイザーに就任した。
ティエリー・ポルテ社長は14日の会見で「杉山氏は金融界の経験を生かして人材育成にあたりたいとのことだった。八城氏は非常勤だが、当行のためにより多くの時間を割いてほしい」と述べた。ただ、八城氏は経営の第一線を離れて久しく、米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題など、金融界を取り巻く環境も激変している。非常勤とはいえ、79歳という高齢を心配する声もある。
一方、新生銀行が14日発表した平成20年3月期連結決算は、サブプライムローン関連損失を約290億円計上したものの、最終損益は601億円の黒字だった。前期はノンバンク事業で巨額損失を計上し、609億円の赤字に転落していた。
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