新銀行東京支援 近畿産業信用組合が名乗り
2008.5.22 12:29
在日韓国人系金融機関である近畿産業信用組合(大阪市)が経営不振が続く新銀行東京について事業譲り受けなどの支援に名乗り出ることが22日、分かった。東京都に申請したうえで、同日午後に記者会見して支援策を発表する。
近畿産業信組は、タクシー大手のエムケイグループの創業者、青木定雄氏が会長で、信用組合関西興銀など破綻した信組の事業を譲り受けて規模を拡大し、信組では初の普通銀行転換を目指している。
新銀行東京は、中小企業支援を目的に石原慎太郎知事が設立を提案し、都が1000億円を出資して平成17年に開業。しかし、無担保融資で不良債権が膨らみ経営が悪化、4月に都から400億円の追加出資を受けた。3月期の累積損失は1016億円に上る見通し。
同信組は「中小企業を取り巻く環境が厳しい中、事業エリアは違うが同じ理念を持つものとして何らかの手伝いができれば」としている。
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