国民年金納付率、2年連続低下へ・07年度64%前後、記録問題が直撃
2007年度の国民年金保険料の納付率が64%前後に低下して、06年度の実績の66%を下回る見通しとなった。2年連続の低下で、政府が目標とする 80%からさらに離れる。社会保険庁は未納者への強制徴収に力を入れるが、年金記録問題を背景に加入者の不信感は強い。国民皆年金をうたう現行の社会保険方式の矛盾が露呈。今後の年金制度改革の議論にも影響しそうだ。
国民年金は20歳以上60歳未満の全員が加入し、低所得者ら保険料を猶予・免除された人を除く全員に保険料納付義務がある。納付率は昨年4月から今年2月までの集計で63.4%。「07年度は3月分を加えても06年度を超えない」(社保庁幹部)情勢だ。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment