三浦元社長の拘置1カ月、独房で読書
米ロサンゼルスで1981年に起きた銃撃事件で、元会社社長、三浦和義容疑者(60=日本では無罪確定)が逮捕され22日で1カ月。サイパンでの拘置生活は長引きそうだが、カリフォルニア州への移送をめぐる19日の審理に出廷した元社長は落ち着いた様子を見せ、拘置所では独房で読書にいそしむ日々だという。
19日の審理で、元社長は傍聴席の妻に笑顔を見せ、通訳に判事の説明について繰り返し確認。移送を拒否して検察側と争っているが、サイパンの主任弁護人バーライン氏は「われわれに見通しを語ることもあり、現状を理解している」と語る。
拘置所を管理する北マリアナ諸島矯正局によると、元社長は広さ約10平方メートルの独房に入っている。同局のグレゴリー・カストロ次長は「ミウラ(元社長)はメディアの注目を集め、言葉の壁もある。一般収容者と同じ扱いでは混乱を招きかねない」とし、約130人いる収容者とは接触させないようにしているという。
シャワールームやテレビがある談話室に元社長がいるときには、ほかの収容者は使用できないようにしており、カストロ次長は「施設での生活にミウラが不満を漏らしているとは聞いていない」と話す。
独房には3冊まで書籍類の持ち込みが許され、弁護人のハンソン氏は「差し入れの日本語の本を1日1冊のペースで読破していると思う」と説明。親族に1日1回、3分間電話することも認められている。
Sunday, March 23, 2008
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