元検事の田中森一元弁護士を収監・東京高検
東京高検は31日、石油卸商社「石橋産業」(東京)から約179億円の約束手形をだまし取ったとして詐欺罪などに問われ、最高裁で懲役3年の実刑判決が確定した元検事の田中森一元弁護士(64)を収監した。
田中元弁護士は無罪を主張したが、1、2審で実刑判決を受け、最高裁も今年2月、「弁護士の立場を利用して石橋産業を誤信させた」などとして上告棄却を決定。異議申し立ても退けた。
判決によると、田中元弁護士は1996年、元会社役員、許永中受刑者(61)の関連会社が京都市のノンバンクに担保として差し入れた建設会社株を買い取ることを計画。石橋産業に株購入資金名目で関連会社の約束手形(計約179億円)を振り出させ、だまし取った。
Monday, March 31, 2008
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