地下銀行で20億円送金 容疑のインドネシア男性逮捕
2008年03月27日18時48分
インドネシアへの送金を請け負う「地下銀行」を無免許で営んだとして、愛知県警は27日、インドネシア国籍で住所不定、ナナン・ユリスティオノ容疑者(33)=入管法違反で起訴=を銀行法違反(無免許営業)の疑いで逮捕した。送金額は計約20億円にのぼり、3000万円以上の利益を得ていたとみている。
国際捜査課などの調べでは、ナナン容疑者は昨年1月~10月、7回にわたり、愛知県内のインドネシア人5人から、計約177万円を家族に送金するよう依頼を受け、1回につき1000円の手数料を受け取って送金した疑い。手数料と送金時のレートの差益で利益を出す手口だった。
ナナン容疑者は99年に入国後、滞在許可が切れた02年9月の前から地下銀行の仕事を手伝い、06年8月から運営を引き継いだ。手数料が銀行より安いことや、送金する側も不法滞在者が多いことから「安くて早くて安心」と評判で、650人から延べ3400回の依頼を受けていたという。
Thursday, March 27, 2008
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