Thursday, March 27, 2008

国交省、特別会計から職員用タクシー券5年で81億円

国交省、特別会計から職員用タクシー券5年で81億円

 国土交通省は27日午前の参院財政金融委員会で、同省が所管する7つの特別会計から、職員のタクシーチケット代金として2002~06年度の間、総額約81億円を支出していたことを明らかにした。

 タクシーチケット代を巡っては、全国8か所の地方整備局に対してこの5年間で、道路特定財源(道路整備特別会計)から約23億7800万円を充てていたことが判明している。これに加えて、空港整備特別会計、治水特別会計など六つの特別会計からもチケット代に支出していた形だ。

 民主党の大久保勉氏の質問に、国交省の桝野龍二総括審議官が答えた。

 チケットの半券が保存されていないなど管理がずさんとの指摘を受け、国交省は今年4月以降、タクシーチケットの使用を当面、禁止する方針を決めている。

No comments: