ジャスダック取締役会、大証とのシステム統合否決
ジャスダック証券取引所は24日に取締役会を開き、大阪証券取引所と株式売買システムを一本化する議案を否決した。同時に「公共財としての市場が特定の一株主の意向で左右されるのは好ましくない」との見解もまとめた。
ジャスダック株式の72.6%を保有する日本証券業協会は今月末、大証へ過半数の株式を売却する方針を決める予定にしている。ただ、その前提となるシステム一本化の合意が先送りされ、取締役会が大証の株式独占保有に事実上反対する見解を出したことで、株式売却交渉への影響は必至とみられる。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment