Sunday, March 23, 2008

多忙イチゴ農家、ロボットの手も借りたい

多忙イチゴ農家、ロボットの手も借りたい

 白色発光ダイオード(LED)とカメラを使い、熟したイチゴの実を識別し、夜間に自動で収穫するロボットの開発が、松山市の農家で進められている。

 イチゴ棚の横を自走するロボット(高さ約1・7メートル、長さ2・2メートル、幅0・5メートル)に搭載のLEDを点滅させ、写したカメラ画像をコンピューターで解析し、熟度をチェック。本体から伸びたハサミ付きの「腕」で摘み取っていく。

 農林水産省の事業で、3年後の実用化を目指す。摘み取る時間は1個12秒と、今は人の手より遅いが、開発チームは「将来、農家の人が朝起きたら、新鮮なイチゴがトレーに詰まっている時代にしたい」と話している。

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