政治・宗教・文化→経済中心…「日本・アラブ会議」衣替え
日本とアラブ諸国の有識者が政治や宗教、文化などを巡って対話する場として昨年発足したばかりの「日本・アラブ会議」が来年、日本とアラブ諸国の企業幹部らが経済関係を話し合う「日本・アラブ経済フォーラム」(仮称)に衣替えすることが決まった。
日本政府の提唱でスタートした日本・アラブ会議は、日本とアラブ諸国の相互理解を深めることを目的に、昨年11月、エジプトで初会合が開かれた。双方から約250人の有識者が出席したが、アラブ側から「宗教や文化より経済関係を集中して議論したい」との声が出た。今年に入り、在京のアラブ諸国大使が外務省に同会議を経済主体とするよう申し入れていた。
新たに発足する経済フォーラムは、日本企業のアラブ諸国への投資促進や、人材育成などをテーマとする方向だ。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment