800万円かけ1冊だけ作成 国交省事務所が50年誌
2008年05月20日13時34分
国土交通省阪神国道事務所(兵庫県芦屋市)が昨年、同事務所の50周年記念誌の作製を約800万円で民間委託しながら、1冊しか作っていなかったことが分かった。同省が社民党に説明した。
同省の資料や社民党によると、50年誌の作製は07年9月に随意契約により同事務所が1281万円で大阪市内の広告会社に委託した。1283万1千円の予定価格に対し落札率は99.8%で、道路特定財源を主な原資とする道路整備特別会計から支出された。
高額すぎるのではないかと同党が詳細を問い合わせたところ、製本されたものは1冊しかなく、契約金額は約800万円に減額した、との説明があったという。
同党の保坂展人衆院議員は「道路財源をお手盛りで好きなように使っている好例だ」と批判している。
Tuesday, May 20, 2008
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