後期高齢者、55年には4人に1人超す・高齢社会白書
政府は20日の閣議で2008年版の高齢社会白書を決定した。75歳以上の後期高齢者は07年10月時点で1270万人となり、総人口に占める割合は前年比0.4ポイント上昇の9.9%。「10人に1人が後期高齢者という『本格的な高齢社会』」と位置付けた。55年には75歳以上が26.5%に達する。
将来推計は厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所のデータを基に分析を加えた。
日本の総人口が減るなかで、65歳以上の高齢者は増加を続ける。総人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)は現在の21.5%から55年に40.5%まで上昇。国民の2.5人に1人が65歳以上となり「世界のどの国も経験したことのない高齢社会になる」と指摘した。
Tuesday, May 20, 2008
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