07年の人口、出生数が死亡数下回る・総務省推計
総務省が21日に発表した2007年10月1日現在の推計人口によると、07年は出生数が死亡数を2000人下回り、比較可能な調査を始めた 1950年以来、初めて自然減に転じた。65歳以上の老年人口は過去最高を記録した。少子高齢化の加速が数字で裏付けられた。「少産多死」時代の到来は、年金や医療など社会保障制度を揺るがしかねない。
推計人口は05年の国勢調査をもとに、他の人口関連資料からその後の動向をさぐり、総務省がまとめた。06年10月―07年9月の1年間の出生児数は110万1000人、死亡者数は110万3000人。
厚生労働省の人口動態統計ではすでに05年の時点で統計開始以来初の自然減を記録した。総務省調査は外国人も含む。日本に住む外国人は老齢者が比較的少なく、出生数が死亡数を大幅に上回る傾向にあり、これまでは厚労省統計とは違う結果になっていた。
Sunday, March 23, 2008
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