中国人解雇:イチゴ農園が解決金3000万円 栃木
栃木県のイチゴ農園が不作を理由に中国人技能実習生を解雇し、トラブルになっていた問題は、農家7軒が約3000万円の解決金を実習生計15人に支払うことで合意した。農家側は謝罪し、解雇を撤回した。
同県都賀町のイチゴ農園「長苺(ちょうぼ)園」の実習生5人が昨年12月解雇され、無理やり帰国させられそうになったことからトラブルになった。5人は他の6農園の実習生10人と合流し、残業代など3年分の未払い賃金約5225万円を要求していた。
農家側弁護士によると、最低賃金を下回る残業代だったことや、長時間労働を認めて謝罪。解決金として約3000万円を支払うことで合意した。
農家側はこのほかに、パスポートを取り上げたり、貯金を強制したりするなどの行為があったことも認めている。法務省は「事実が確認できれば不正行為に該当し、受け入れ停止などの処分対象となる」と話している。
Monday, February 11, 2008
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