学校給食の衛生管理基準、改正する方針・文科相表明
渡海紀三朗文部科学相は15日午前の閣議後記者会見で、中国製冷凍ギョーザによる中毒問題を受け、文部科学省が定めている「学校給食衛生管理の基準」を改正する方針を明らかにした。加工食品の管理や調理時の留意点を新たに規定し、安全性を高める考え。専門家による検討会議を発足し、詳細を詰める。
これまで衛生管理の基準には、生鮮食品の食中毒対策として「洗浄の仕方」や「加熱の必要性の有無の判断」などを盛り込んでいたが、加工食品に細かな規定はなかった。
渡海文科相は「場合によっては『これを使うな』といった規制も含めて考えていきたい」と述べ、調達方法のあり方なども見直す可能性を示した。「学校給食衛生管理の基準」は努力義務として、学校や給食センターが調理する給食の安全面での留意点を定めている。
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