伊藤忠、メキシコ湾で原油・ガス開発
伊藤忠商事は米国メキシコ湾で原油・天然ガスの新規権益を取得して開発に乗り出す。取得・開発総額は4億5500万ドル(約490億円)。2009年春から日量2万8000バレルの原油・ガスを生産し、一部を日本に持ち込む。世界的な資源争奪戦が激しくなる中、政情が安定した地域で新たに権益を確保して日本のエネルギー安定供給につなげる。
ルイジアナ州の沖合約260キロメートルにある5鉱区について、それぞれ50%分の権益を米中堅石油開発会社キャロン・ペトロリアム・オペレーティング(ミシシッピ州)から買い取る。買収額は1億5500万ドル。生産までに約3億ドルの投資が必要で、その半分を伊藤忠が支払い、残金も伊藤忠がプロジェクト会社に貸し付ける。(07:00)
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