ギョーザ中毒、殺虫剤2種は外国製か
中国製冷凍ギョーザの中毒事件は、天洋食品(中国・河北省)での殺虫剤混入を疑わせる検出結果が相次いでいる。メタミドホスに不純物が含まれていた警察当局の鑑定だけでなく、これまでの民間検査でも2種類の有機リン系殺虫剤からは、日本国内にはない製品だったことを示す物質が一緒に検出されている。警察当局は工場での汚染を補強する物証とみて、成分から製造地を絞り込む「薬物指紋」捜査を進める方針だ。
兵庫県警は、同県高砂市で中毒を起こした商品も含めて、計九袋の「中華deごちそう ひとくち餃子」からメタミドホスを検出している。このうち、大阪府枚方市のスーパーのギョーザは昨年12月に輸入に関係した日本たばこ産業(JT)が回収。1月に同社側が行った検査で、包装袋から「脂肪酸エステル」や「リン酸化合物」などの成分が見つかっている。(16:03)
Friday, February 8, 2008
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