日用品や化粧品大手、効率生産へ品目削減・ライオンは5%減
ライオンや資生堂など日用品・化粧品大手が商品の品目数を削減する。各社はこれまで消費者ニーズの多様化を受け品目数を増やしてきた。原材料価格上昇によるコスト増を生産効率の改善で補うとともに、広告宣伝など販売促進策の効果を高める狙いもある。
ライオンは6月までに家庭用の日用品の品目数を2007年末比5%減の387にする。これまでも減らしてきたが、生産サイクルを月単位から10日単位に切り替えることで需要予測の精度が増すため、販売継続か終了か判断しやすくなる。09年までに品目数を300台前半にする。
削減する商品に投じていた販売促進費用の一部は、売り上げを拡大したい商品の広告宣伝などに用いる。6月までに、広告宣伝を実施するブランドを前年より3つ多い23に増やす。(07:00)
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