橋下知事キレさせたNHK女性アナの意外な“正体”
20年以上も前に“接点”があった!
動画1
動画2
生出演したNHKの関西ローカル番組で、公務による到着の遅れを遅刻扱いされ、激怒した大阪府の橋下徹知事(38)。知事をキレさせた番組の司会者は、実は大阪の名門・府立北野高校の同級生で、スポーツ実況などの実績もある藤井彩子アナウンサー(38)だった。
問題が起きたのは、8日放送の「かんさい特集 『新知事・市長に問う 大阪の、これから』」。番組は午後7時半にスタート。国会などへの就任あいさつのため東京を訪れていた橋下知事は、約30分遅れてスタジオ入り、いきなりピリピリムードになった。
藤井アナ「約30分の遅刻で到着されました」
橋下知事「こちらの責任じゃない。公務を優先していた」「もともと、番組の最初には間に合わないと申し上げていた」
さらに、藤井アナが府の財政再建策を突っ込むと、ますますムードは険悪に。橋下知事は、今年1月に発覚したNHK記者らのインサイダー取引問題を引き合いに出して、やり返した。
藤井アナ「人件費について橋下さんはどうお考えなんですか」
橋下知事「決まっていた予算を数日でひっくり返し、検討しているので、そこまで言及できない」「NHKのインサイダー問題だって(内部調査に)どれだけかかってるんですか」
高校時代には全国大会に出場するほどラグビーに没頭した橋下知事は、一浪の末、早大政経学部に進学。藤井アナは青山学院大文学部へ。卒業後の1993年にNHKに入局。NHKの女性アナとして初めて高校野球の実況を務めた。大阪放送局勤務を経て、2000年に東京アナウンス室に異動し、「ニュース10」や「おはよう日本」などのスポーツキャスターを担当。全国的に顔を知られるようになった。
03年に「おはよう日本」の1歳下のディレクターと結婚し、04年に再び大阪勤務となってからはローカル枠のニュースや生活情報番組でリポーターを務める。
そのため、在阪民放局関係者からは「スポーツ取材の印象が強いが、大阪では主婦のイメージが強くなっていた。実績から大阪放送局の女性アナではトップの扱いでもいいのに2番手、3番手になっている」との声がある。
同級生のよしみか、物おじしない大阪のオバちゃんキャラが、新知事をキレさせる結果になるとは、本人も想像していなかったに違いない。
橋下知事は9日、報道陣に「NHKサイドが公務を切り上げてでも番組に出ろと強硬に言ってきた」と経緯を説明。
「(番組が)終わった後も何の言葉もない。民間の企業は、あんな態度は取らない。黙っていてもお金が入ってくる組織は、そんなもんか」と怒りを隠さず、「局に呼びつけられることが公務とは思いませんから、今後一切NHKのスタジオには行きません」と取材には応じても、足を運ぶ考えはないと宣言した。
ただ、11日の報道陣からの取材には「僕の方が『大人げない』というおしかりの意見は多数、色々なところからあった」とも。確かに、経緯はどうあれ同級生を相手にちょっとキレ過ぎたか。
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