Monday, February 4, 2008

中国か、日本陸揚げ後か 「メタミドホス」の混入

中国か、日本陸揚げ後か 「メタミドホス」の混入 '08/2/4

 混入は中国の製造工程か、日本陸揚げ後か―。被害の起きた千葉、兵庫両県だけでなく、大阪府のスーパーでもパッケージ外側に殺虫剤「メタミドホス」が付着した製品があったことが分かった。原因解明のための日中両国の協議は四日も続いたが、海を渡るコンテナは厳重に封印されており、混入の可能性は低い。焦点は輸送ルートの「出発点」と「出口」に絞られてきた。

 製造元の天洋食品(中国河北省)の発表によると、工場の従業員や設備、機械などは厳格に衛生管理され、製品は出荷時にコンテナの扉を鉛で封印されて輸送される。

 相手国にたどり着くまでコンテナは開かれないため「ドアツードア」と呼ばれる方式。同社は「中国国内の輸送段階で汚染される可能性はない」と言い切る。

 輸入にかかわった日本たばこ産業(JT)によると、コンテナの封印が解かれるのは日本の港に到着し、保税倉庫に入ってから。通関、検疫時に抜き取り検査も行われる。この際、検査のため開封した段ボール箱に入っているギョーザは商品として流通しない。

 段ボールは粘着テープで封をしたまま二段重ねにしてバンドを掛け、卸業者の倉庫を経由して小売店まで運ばれる。「テープをはがすのは難しい。段ボールは店に届くまで開けることはない」(JTの岩井睦雄取締役)という。

 メタミドホスが検出された商品のうち、大阪府と兵庫県で見つかったのは「中華deごちそうひとくち餃子」。昨年十一月六日に大阪港に入港した。千葉県の分は一日前の同月五日に横浜港に到着している。

 日本国内の流通過程や店頭で汚染された可能性も否定できないが、違う港に届いた積み荷がいつどうやって同じ薬品に汚染されたのか。日本では農薬登録のない殺虫剤をどう入手したのかという疑問は残る。

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中国製ギョーザ、1袋の皮と袋の内側からメタミドホスを検出

 中国製冷凍ギョーザによる中毒問題で、兵庫県警は4日、袋の外側から有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出された6袋のうち、1袋のギョーザの皮と袋の内側からメタミドホスを検出したと発表した。

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