ライオン、生産サイクル3分の1に
ライオンは2009年までに、洗剤などすべての日用品の生産サイクルを3分の1に短縮する。従来は月ごとに在庫を把握し、不足分を生産していたが、この頻度を10日ごとに切り替える。在庫を3割圧縮し、年間10億円以上の経費を削減する。主要販路のドラッグストアなどは週単位で売り場を変更しており、迅速に商品を供給できる体制を整えてシェア拡大につなげる。
ライオンは1カ月を3回に分け、それぞれ前年同時期と直前の出荷実績から出荷数量を予測。それに従い、千葉県市原市など全国6カ所の自社グループ工場で必要な数量を生産する。洗剤の濃縮液をあらかじめ作っておき、後から薄めるなど一部の中間材料を共通化し、ラインを迅速に切り替えられるようにする。 (07:00)
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