中国GDPは11・4%増、世界3位ドイツに迫る
【北京=寺村暁人】中国国家統計局が24日発表した2007年の実質国内総生産(GDP)の伸び率は前年比11・4%増となった。好調な輸出や内需に支えられ、06年の11・1%からさらに成長が加速し、1994年以来13年ぶりの高い伸び率となった。名目GDP総額は24兆6619億元(約364兆5000億円)で、米国、日本に次いで世界3位のドイツに迫った。
設備投資や公共投資などを合算した「固定資産投資」は同24・8%増となった。政府による再三の金融引き締めや投資抑制策にもかかわらず、依然として高い水準で推移している。
個人消費の指標となる社会消費品小売総額の伸びは同16・8%増と、06年(前年比13・7%増)から拡大した。11日に発表された貿易黒字は同47・7%増の2621億9700万ドルで、投資と個人消費、貿易黒字がGDP全体を大きく押し上げる役割を果たした。
(2008年1月24日13時58分 読売新聞)
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