地対空誘導ミサイル、横須賀にも配備・首都防衛、一段と強化
防衛省は30日未明、弾道ミサイルを迎撃する地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)を神奈川県横須賀市の航空自衛隊武山分屯基地に配備した。入間基地(埼玉県)、習志野分屯基地(千葉県)に次いで3カ所目。首都を守るミサイル防衛(MD)システムが一段と強化された。
同日は誘導装置などを装備した特殊車両とともに発射機2基を基地に搬入した。首都防衛は4カ所体制を予定しており、近く霞ケ浦分屯基地(茨城県)にも配備する。2010年春には中部東海、九州北部などでも迎撃態勢を整え、全国11カ所体制にする。
MDは飛来する敵の弾道ミサイルを探知し、着弾前に迎撃する仕組み。大気圏外を飛ぶミサイルをまずイージス艦に搭載したスタンダードミサイル(SM3)で狙い、打ち損じたら地上からPAC3で撃墜する。(10:22)
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